広島市中区の叡啓大学が実施する実践型教育「共創プロジェクト」が、一般社団法人日本PMO協会主催の「PMOアワード2025」で特別賞を受賞しました。大学による受賞は国内で初めてで、同プロジェクトは今年「PM Award 2025」奨励賞も受けており、プロジェクトマネジメント関連アワードでの受賞は2025年度で2件目となります。
共創プロジェクトは、企業の課題解決や新規事業創出に向けて、企業・教員・学生が1つのチームを組み、中長期で取り組む実践型プログラムです。PMO（Project Management Office）は、組織内の複数プロジェクトを横断的に支援する機能を指し、叡啓大学は企業の戦略執行支援と学生の教育支援を一体的に担う「中立的PMO」として評価されました。
実績として、令和5年度は広川株式会社の新規事業の認知獲得支援など4社、令和6年度も株式会社シンギの減プラスチックにつながる新しい容器フィルム蓋デバイス活用支援など4社と連携しています。2026年3月26日には、2025年度に実施した4社との共創プロジェクトの成果報告会を予定しています。
令和7年11月12日に行われた表彰式では、日本PMO協会会長・理事が来学し、産学官連携の先進的な「中立的PMOモデル」として、企業と学生の対話の質の向上と教育的効果の高さが強調されました。今回の受賞により、大学が地域・企業・行政と連携しながらPMO機能を担うモデルが全国に広がる可能性があり、他大学や企業からの注目が高まるとみられます。
【関連情報：大学・プログラム】
叡啓大学公式サイト https://www.eikei.ac.jp
PMOアワード2025概要 https://www.npmo.org/pmo-award-2025/
source: PR TIMES